袋にいっぱいの息絶えた昆虫を頂きました。
やんばるの土地柄か、めずらしい姿の昆虫も多く、生憎詳しくないので、どれだけ貴重かかいもく判りません。
ですが、頂いた気持ちがうれしくて、その思いをつづれるように形にしました。
大型のとんぼです。
羽の様子や、胴体の節の部分まで焼き残って、嬉しく思いました。
裏面は、背中から生えている羽の様子が判り、これもまた素敵です。
ちぎれた羽がそのまま焼き残ったのも、物語を感じさせます。
画像にある壁掛け時計の一部です。
沢山のとんぼが、ハマササゲの回りを飛んでいるようです。
時を刻む時計とガラスに止まるとんぼの相反する姿が、この作品の醍醐味です。