母が数年前に行った旅行先で、イコンをお土産に買ってくれました。
その地方は、手描きのマリア様やイエス様が小さな教会に飾られている、素朴な美しさを大切にしているそうです。
自宅の足元や枕元にも素朴な十字架を掲げ、目覚めた時に始めに目にする場所に、さげるそうです。
そのような風情の作品が作りたくて、ハマササゲで作りました。
墨色の背景に浮かび上がるゴールドの植物は、素晴らしく朽ちつつも美しい風情です。
額縁は、古材を用い、世界観を高めています。
対照的な作品として、渋赤の背景のガラスに黒いハマササゲが天に上るようなイメージで作りました。
工房店内には、建具が多く設置されており、季節やシーンに合わせてはめ込んでいます。
写真にあるのは、小さなパーティーをした時の様子です。