大切な家族の一員であるペットを見送るとき、その存在を形に残す方法で石碑を設ける方が増えています。

ペットの石碑は人間用と比べると小ぶりなサイズが多く、庭先や自宅敷地内に設置されることもありますがその分デザインの自由度が高いのが特長です。

素材には耐久性の高い御影石がよく使われますが、ガラスや陶器を取り入れることで柔らかさや透明感のある仕上がりにすることも可能です。

名前や命日だけでなく愛称や写真、足形の彫刻を入れることでオリジナリティを持たせることができ見るたびに在りし日の姿を思い出すきっかけになります。

石碑を設ける場所ではペット霊園や合同供養墓、自宅の庭などがあり家族のライフスタイルに合わせた選択が可能です。

慰霊の方法では命日や誕生日に花を供えたり、毎日手を合わせるなどそれぞれの想いを込めたやり方で構いません。

重要なのは、亡くなった後も変わらぬ愛情を形にして伝えることです。

ペット用の石碑は決して大きなものである必要はなく飼い主の気持ちが込められていれば、その意味はとても深いものになります。

日々の暮らしの中でふとした瞬間に語りかけられるような、そんな存在で石碑は心のよりどころになるでしょう。