墓石にはさまざまな種類が存在しており、素材や形状の違いによって見た目だけでなく耐久性や手入れのしやすさにも差が出ます。
まず素材で代表的なのは御影石で国産のものからインド産、中国産まで幅広く選ばれています。
御影石は硬度が高く風雨に強いため、長期間にわたって美しさを保ちやすいという利点があります。
色味も黒白、グレー赤系と多彩で家族の希望に応じた選択が可能です。
次に形状の分類では伝統的な和型が根強い人気を持っていますが、最近では洋型や自由なデザインを取り入れたモダン型も増えてきました。
和型は縦に高さがあり格式を重んじる印象を与える一方洋型は横長で安定感があり、墓石で見た目にも柔らかな雰囲気が漂います。
種類で近年ではオリジナリティを重視したオーダーメイド型も注目されており、故人の趣味や生前の生き方を反映させたユニークなデザインも見受けられるようになっていると言えるでしょう。
こうした多様なスタイルが選べる時代だからこそ見た目の好みだけでなく、霊園の規定や施工後の維持管理費用面なども総合的に考慮して選ぶことが大切です。